日頃のお付き合いに対する感謝、そして今後も変わらぬ関係を築くために挨拶を行うための年賀状。その趣旨を考えれば、最低限のマナーを守って年賀状を出すべきですよね。
では、今年は年賀状をいつまでに出せばよいのでしょうか。
また、その時期を過ぎてしまった時や出していない相手から年賀状が来た時の返信はどうしたらよいのでしょうか?
年賀状はいつまでに出す?
年賀状は2019年12月15日(日)~2020年1月7日(火)で出すといいでしょう。
早過ぎるとどうなる?
12月14日(土)以前に差し出すと通常郵便の扱いとなってしまいます。そのため、標準送達日数で届き、新年の挨拶であるはずの年賀状が年内に着いてしまいます。
正直なところ、これはバツが悪いというか…恥ずかしいですよね。
遅い場合は?
1月8日(水)以降に出すと一般的には遅すぎとなります。
→時期を過ぎた時はどうする?を参照ください。
結局のところ、元日に届くようにするには確実なのが12月25日(水)までの差し出しを完了することです。
26日(木)~28日(土)に出した場合も、できる限り元日に届くように取り組むそうですが、郵便局の推奨は25日までとなっています。可能な限り、25日までに投函しましょう。
逆に、1月8日を過ぎると消印を押さてしまいます。せっかくお年玉年賀状を使うのですから、消印を押されない時期に出したいですね。
ちなみに、
郵便局での年賀はがきの販売は2019年11月1日(金)から 2020年1月10日(金)です。
12月も中旬を過ぎると、年内に終わらせたい業務や忘年会などがあり、思うように年賀状に取り掛かれない方もいらっしゃるでしょうね。例え、元日に着かないとしても、・・・年内には出すようにしましょう。
年賀状の時期を過ぎたら?
年賀状は1月7日までに出すものとされています。 1月7日を過ぎてしまった場合は年賀状ではなく、寒中見舞いとして出しましょう。
面倒臭くて年内(12月25日)までに出さず、12月28日も過ぎ、年が明けてしまうなんてことは出来るだけ避けなければなりません。
しかし、何らかの理由でそうなってしまったとしても、1月7日までに確実に届く地域であれば年賀状で出しましょう。
ここで問題となるのが出していなかった相手から、1月7日ギリギリに来た場合です。正直なところ、これは困った事態なのですが、現実問題としてそういうこともあります。「年賀状をくれるなら、もっと早くにしてほしかった」と思ったことはありませんか?
1月3日までに届いたなら、すぐに出せばギリギリでも1月7日に間に合うでしょうが、1月5日~7日の間に、出し忘れた相手から届いた場合は、潔く寒中見舞いにるすと良いでしょう。
年賀状を出していない相手への返信は?
年賀状を出していない相手から来たときはどうしたらよいでしょう?
もっとも失礼なのが返事を書かないこと。特に、出し忘れた相手から元日に届いたなら、元日の内に書いて投函しましょう。
「元日は初詣などで忙しい。明日にでも書こう」なんて思っていると、ついつい出しそびれてしまうという結果に成り兼ねません。すぐに書きましょう。
その場合の内容ですが、年賀状が遅れてしまった理由は書く必要はありません。そのようなことを書くと、かえって言い訳がましいかったり、逆に「忘れてただけだろう」となどと思われてしまう可能性もあります。
出し忘れてしまった人などから年賀状が届いたときは、返事を書かないことがもっとも失礼にあたります。松の内(一般に1月7日まで)に届けられれば年賀状として返信します。松の内に間に合わなければ寒中見舞いを送りましょう。
この場合も、年賀状の発送が遅れた理由を書く必要はありません。
「ご丁寧な年賀状をありがとうございました。挨拶が遅れましたこと深くお詫び申し上げます。」
というような内容でいいですね。
相手の人が目上の人でもない限り、頂いた年賀状に対するお礼の気持ちを添えて書くとよいでしょう。
※目上の人などにはかえって失礼になるので、普通の年賀状として書く方が良いそうです。
まとめ
書き始めるまでが億劫であったり、最近ならメールで済ませちゃおうかな・・・と思ってしまう年賀状。
しかし、相手がだれであれ、出さないのは失礼、遅くなるのも失礼であることは間違いないことなので何とか間に合うように作成、投函するようにしましょう。
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