夏の甲子園2019も準決勝が終わりました。その結果と、決勝の予想を書いてみました。
優勝は履正社か、星稜か、どちらになるのでしょうね。
夏の甲子園 2019 準決勝の結果
第1試合 明石商 vs. 履正社
第1試合は予想通り履正社が勝ちました。
しかし、展開はちょっと予想と違いました。
ある程度、点を取り合いながら履正社が打ち勝つと思っていたですが、履正社先発の岩崎君が踏ん張りました。今大会、初先発の岩崎君は、被安打6、失点はホームランによる1点、10奪三振、130球で見事な完投勝利でした。
一方、明石商の先発はやはり中森君でした。初戦の花咲徳栄戦以来の先発、ここまではどちらかというと温存されていましたが、それでもベストの状態ではなかったようです。
1回表、、先頭打者、好調の桃谷君にいきなり三塁打、それをきっかけにあっという間に4点先取されました。、
履正社の方が打力で勝るだけに、1回表にいきなり4点は、明石商にとっては苦しい展開でした。それでも、1回裏に先頭打者の来田君がホームランで1点を返しました。
しかし、その後はランナーを2塁、3塁に進めるチャンスはありながらも決定打が出ず、逆に履正社は5回、9回に追加点を奪い、7-1で勝ちました。
ここまで3試合とも1点差で勝ち上がってきた明石商でしたが、今日は完敗でした。しかし、センバツに続くベスト4は、素晴らしい成績です。
第2試合 星稜 vs. 中京学院大中京
第2試合は、こちらも予想通り星稜が勝ちました。
しかし、ここまで一方的な展開になるとは思いませんでした。
星稜は、確かに準々決勝で打撃好調でしたし、投手陣は圧倒的に星稜の方が上です。それだけに、先制点を取れば優位だとは思っていました。
ですが、中京学院大中京投手陣をここまで打ち込むとは…準々決勝ではピタリとハマった継投策も、今日の星稜打線には通用しませんでした。
注目された星稜の先発は奥川君でした。
中京打線の後半の粘りを警戒して、まずは寺沢君が先発し、得点差を見ながら、継投策で最後は奥川君が抑えるパターンもあるとは思いましたが、先発できました。
奥川君は7回、87球を投げて被安打2、自責点0、10奪三振と今日も素晴らしい投球。
更にはリリーフの寺沢君も2回を打者6人できっちり抑え、見事な完封リレーでした。奥川君は、今大会、依然として自責点0、寺沢君も終盤に強い中京学院大中京打線を見事に封じる快投でした。
夏の甲子園 2019 決勝の予想 履正社か星稜か
決勝 8月22日(木)
14:00 星稜 vs. 履正社
因縁の対決、と言ってもよいのではないでしょうか。センバツで対戦し、履正社は奥川君に完璧に封じ込まれました。
そのリベンジを誓ってここまでやってきた履正社です。願ってもない決勝戦の相手でしょう。
星稜の先発は間違いなく奥川君です。疲れはあるでしょうが、準決勝は87球で交代しているので、ある程度余力を残しています。1日の休日でどれだけ回復するかわかりませんが、もともと体力のある選手です。ここまで来たら、怪我でもしていない限りは先発で間違いないでしょう。
履正社としては、何としても先に点を取りたいところです。
打撃戦になることは考えられません。履正社の先発は、おそらく清水君です。星稜打線がここ2試合の勢いがあれば中京学院大中京戦のような展開も考えられますが…
履正社のトップバッター、桃谷君と奥川君の対戦、楽しみですね。奥川君は、当然のごとく、警戒してくるはず。全力で抑えに来るのか、打ち気を外し技ありの投球で来るのか…わくわくしてきますね。
履正社は、とにかく1回表に点を取られないことです。
予想としては、投手陣が安定している星稜が有利でしょうね。
夏の甲子園 2019 決勝の結果
履正社の優勝で、2019年夏の甲子園は幕を閉じました。
私も含めて、予想では「星稜の優勝」を予想する声が多かったように思います。しかし、優勝は履正社。大阪代表校が決勝戦で勝つ確率が高いことが話題になっていましたが、それだけ激戦区を勝ち抜いてきているということなのでしょう。
石川県勢、初の優勝を期待した人も多かったですが…OB松井秀喜さんの「 優勝できないのが、星稜。母校のそういう所も大好き」という言葉は、本当に温かいですね。
エースとして頑張ってきた奥川君は悔しい気持ちもあるでしょうが、これから更に注目され、間違いなくプロ野球で活躍する選手です。その前の、 U18ワールドカップでの活躍も期待しましょう。
まとめ
履正社、星稜が準決勝を突破し、決勝戦で激突します。
履正社がセンバツの借りを返すのか、
再び奥川君が強打の履正社を封じるのか。
ここへきて俄然、打撃好調の星稜打線を、中京の清水君、岩崎君はいかに抑えるのか。
一体、どんな試合になるのか、考えただけでわくわくしてきます。
※履正社優勝で終わった夏の甲子園2019。今度はU-18の活躍に期待しましょう。
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