夏の甲子園を目指して地方大会が始まっています。そんな中ですが四国・九州地方の予想していたチームについて簡単に書いていこうと思います。
夏の甲子園2019 四国地方の予想
香川県~高松商
昨秋優勝、センバツ出場の高松商が総合力で一歩リード。
エース、左腕の香川は、センバツ1回戦で13奪三振。中塚、川原が脇を固めます。攻守の要は主将の飛倉。足の故障は完治したようで、高知商にとっては心強い限りです。
◎高松商に決定
徳島県~富岡西
センバツ出場、春の四国大会は決勝戦で明徳義塾に8-3で敗れはしましたが準優勝。勢いがあります。
投打で活躍する浮橋は、右腕で絶対的エースでありながら、高校通算17号を打つ打力にも期待がかかります。
愛媛県~今治西
春の県大会は優勝。地区大会は1回戦で富岡西に4-6で惜敗しましたが、夏は大本命と見ています。
左腕・村上は130キロ台のストレート、スライダーに、カーブは100キロ台。緩急をつけながら三振が取れるピッチャーです。
攻撃では、春は故障欠場していた土居が復活したことが心強い。
高知県~明徳義塾
春の県大会優勝、四国大会も優勝。
勢いの原動力は選手層の厚さ。投手陣は、エース・右の山田、左の林田、服部、新地。更に右腕の玉手、和佐もいます。
また、正捕手の安田が故障欠場中に、代役を務めた鈴木は、四国3試合で9打数6安打、そのうち三塁打4、二塁打1。夏に向けては、故障者が全て復活。明徳義塾が大本命です。
◎明徳義塾に決定
夏の甲子園2019 九州地方の予想
福岡県~筑陽学園
センバツ8強の筑陽学園に分があるのではないでしょうか。投手陣は強力で、3本柱が安定しています。エースはセンバツでも活躍した西。菅井は左腕で変化球のキレの良さがウリ。右腕の西舘は最速145キロでプロからも注目されています。
◎筑陽学園に決定
佐賀県~佐賀商
春優勝の佐賀商が大本命と予想しました。昨夏甲子園メンバーが5人も残っていることは力強いですね。打線は監督が自信をもつほど。
ピッチャーは、エースが146キロストレートで勝負する野田。白仁田は身長181cmと長身ながらアンダーハンド右腕。タイプの違う2人での継投となるでしょうか。
◎佐賀北になりました。
長崎県~長崎商
昨秋準優勝、春は優勝と、安定した成績を残しています。エース・右腕の枡屋はストレートとスライダーのキレが抜群。4番で投手兼任の藤本は、最速143キロ。攻撃は、長打力だけでなく、機動力にも優れています。
◎海星になりました。
熊本県~球磨工
春優勝の球磨工に勢いがあります。
エースの右腕・田山は球速こそ130キロ台ですが、キレの良さと多彩な変化球で勝負します。
右肩痛の回復状況次第ですが、きっと勝ち上がってくるものと思います。
◎熊本工になりました。
大分県~明豊
センバツ4強の明豊が大本命でしょう。
エースの左腕・若杉はボールのキレと制球力で勝負するタイプ。右腕の大畑は身長184cmで最速146キロ。143キロの寺迫、狭間も140キロ台。左腕の吉開もいます。
また、攻撃力が突出していて、県1試合平均9.8得点とのこと。大本命に相応しい得点率です。
◎藤蔭になりました。
宮崎県~小林西
昨秋は準優勝、春は優勝。四国大会は初戦で大分に8-9で敗退しましたが、安定した戦いぶり。
エース、右腕の鶴田は丁寧な投球が光ります。大城、川端、比嘉の中軸は強力です。
◎富島になりました。
鹿児島県~神村学園
秋春優勝の神村学園に分があると思います。
投打のバランスと選手層の厚さは抜群。投手陣は田中瞬、桑原、中川が中心。攻撃は一発のある田中が中心です。
◎神村学園に決定
沖縄県~興南
春の県大会優勝、九州大会は、決勝戦では西日本短大付に1-5で完敗したとはいえ、準優勝。
エースの宮城はプロも注目する左腕で最速149キロのストレートに、スライダー、チェンジアップも投げます。甲子園での活躍も期待したいところです。
◎沖縄尚学になりました。
まとめ
四国・九州地方の夏の甲子園出場予想を書いてみました。
宮崎県では春の選抜出場の日章学園が、都城工に5-4で敗れ初戦敗退。
「ここは絶対に勝ち上がってくるだろう!」と思っていたら、負けてしまうなど、勝負に「絶対」はないですし、難しいもですね。
現在、勝ち残っているチームの健闘を祈ります。
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