イッテQがやらせで祭り企画が問題視されています。果たして、本当に「やらせ」なのでしょうか。また、BPOの放送倫理違反認定で打ち切り必至なのでしょうか?
イッテQ やらせで祭りが問題視
イッテQがやらせで問題視されたのは、昨年11月でしたね。特に問題となっていたのが祭り企画でした。
個人的には、宮川大輔の祭りが好きでした。本気でチャレンジしていると思っていましたし、テレビの前で思わず応援してしまったり、上手くいかない時は、「頑張れ!」などと思って見ていました。
宮川大輔の本気度が伝わってきていたのですが…
ラオスからの激怒の指摘や祭りが実在しないことを突き止めた記事などもあるので、やらせ(捏造)があったことは、間違いないのでしょう。
イッテQがやらせなら、他局の番組もやらせだ、という声も聞きますが、今、問題なのは他局がどうこうではなく、イッテQがやらせであることです。
実際にない祭りを、あるかのように見せかけていたなら、そのようにテロップ等で流せばよかったのに…というのは後の祭りかもしません。しかし、個人的にはそう思います。
先述のように、私自身は完全に祭り企画に入り込み、本気で応援していました。私が単純で見る目がない、と言われればそれまでですが、逆に言えば、「本物」と思わせるような企画でもあったと言えるでしょう。
いっそのこと、「実在しない祭りです」と事前通告していれば、ここまで問題視されなかったのではないでしょうか。「実在しない」と明言した上であれば、「祭り企画」をしたところで、何の問題もなかったように思います。(みやぞんの怪我など、祭り企画以外のことは除いて)
イッテQ BPO放送倫理違反認定
2019年7月5日には、放送倫理・番組向上機構(BPO)で祭り企画が放送倫理違反と認定されました。
実在しない
現地のコーディネーターが番組用に用意していた
というのですから、放送倫理違反と言われても仕方がないです。バラエティー番組なのですから、
「今回企画の祭り」とでもいえば問題なかったのでしょう。
「年に1度の」「前年王者」などの言葉を使ったことも問題視されていますが、確かにそう言われると、毎年行われている印象を受けますよね。
イッテQ 打ち切り必至?
放送倫理違反に認定されてしまった以上、打ち切り必至なのでしょうか?…決してそういうわけではないようですね。
今のところ、続投とも言われているので、当面は大丈夫でしょう。しかし、みやぞんの怪我などもあるので、続報によっては打ち切り説が持ち上がってくるでしょうね。
祭り企画以外で、致命的なやらせ、ねつ造が発覚すれば、打ち切り説が一気に浮上し、避けられなくなるでしょうね。
また、いったんはやらせ報道や打ち切り説が沈静化されたとしても、視聴率の低下や、イメージダウンを懸念するスポンサー離れなどがあれば、再び打ち切り説が浮上するでしょう。
日テレは、謝罪しつつも、自信を持ってお伝えできる態勢が整い次第、祭り企画を再開すると話しています。
今はまだ、再開について話すべきではないと思うのですが。再開は嬉しいのですが、とにかく、今はしっかりと謝罪・反省の姿勢を示しつつ、良質な企画を練ることが大切ですね。
※2020.2.29追記

日本テレビは2月17日の定例会見で、祭り企画を3月中に再開させると発表しました。見出しを見た瞬間、喜んだのですが…吉本興業が日テレに対して怒っているとか…真相はわかりませんが、せっかくの復活も、立ち消えとなってしまうのでしょうか…。
まとめ
バラエティ番組が大掛かりになればなるほど、やらせやねつ造を疑われるのかもしれません。しかし、一切、小細工せず、または小細工を明言しながらバラエティ番組を存続してほしいものです。
視聴率が急降下したわけではありませんし、小中学生には圧倒的に人気がある番組です。今後の放送に期待しましょう。
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