尿路結石を経験した人に聞くと、皆、口をそろえて「激痛」だったと語っています。その痛み、とてもよくわかります。私も、尿路結石経験者だからです。
ここでは、爆弾級の痛み、尿路結石の原因や、私が心がけている予防についてまとめています。同じく尿路結石に苦しんだ方や、気になっているあなたの参考になれば幸いです。
尿路結石の原因
尿路結石はわき腹や下腹部が痛むことが多いようです。 私の場合は、背中の下(腰のあたり)が最初に痛くなりました。もともと腰痛持ちでしたが、明らかに腰痛とは違いました。
石の主な成分はカルシウム(シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウム)です。このカルシウム成分が結晶化して石になるのです。
体の中に石がある…と思っただけで痛くなりそうですが、実際に狭い尿路に石ができるわけですから…激痛です。
車の運転はもちろんできません。とりあえずタクシーを呼んで夜間救急センターへ行ったものの、そこでは処置できず、救急病院へ搬送。診断は尿路結石。
3日間入院して点滴。それで痛みは治まり、退院。専門医ではなかったため、そのまま泌尿器科へ行くように言われました。
泌尿器科でCT検査の結果、石は見つからず。自然と出たのだろう、とのことでした。
尿路結石の予防
尿路結石の一番の原因は食生活。塩分や動物性たんぱく質、プリン体を取り過ぎないことが一番の予防法と言われています。
プリン体の多い食べ物と言えばレバー、白子、イワシ、カツオ、そしてビールですね。レバーや白子を毎日食べる人はあまりいないと思いますし、私も、できるだけ控えるようにしています。
ビールは…時々飲んでいますが、まずは飲み過ぎないことが大事です。ビール好きには辛いかもしれませんが、何事も「適度な量」が大切ですね。
尿路結石 私はこれで再発を防いでいます!
泌尿器科の医師の話によると、「尿路結石は5年以内に再発する可能性が高い。5年で半数近く、10年では半数以上が再発することが多い」とのことでした。
そのため、半年に1回は検査をすることを勧められました。最初は真面目に検査していましたが…5年経たないうちに行かなくなりました。それでも、再発せず、既に10年を超えています。
心がけてきたことは食生活と水分。プリン体を控えるようにしていることは、先に書いた通りです。
水分は、摂取することにより尿量が増え、尿酸の排泄量が増加することが尿路結石の予防につながると聞いたので、できるだけ飲むようにしています。
尿路結石の予防に限らず、水は1日に2リットル飲むと良いと聞くのですが、実際のところ、毎日2Lまでは飲んでいません。
どれくらい飲んでいるか、きっちり調べたことはありませんし、飲んだつもりが、意外と飲んでいないということがあるかもしれません。
それでも、10年以上、再発せずに過ごしているので、水分摂取を心がけている効果は現れていると判断しています。
まとめ
激痛を伴う尿路結石。まだ経験のない人は、これからもないように。経験した人は、何とか再発せずに過ごせるといいですね。
そういう私も、10年過ぎたからと言って、もう再発しないと限りません。20年で再発した、という人もいるので、安心はできません。
食生活と水分摂取に心がけたいと思います。
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