新型コロナ感染防止のため、オープンが延期されていたウポポイですが、いよいよオープンします。
ここでは、ウポポイの見どころや、ウポポイで食べられるアイヌ料理、お土産のおすすめなどについてまとめました。
ウポポイの見どころ
民族共生象徴空間「ウポポイ」
以前のポロトコタンから大きく生まれ変わりました。
それだけに、全てが見どころと言えるのですが、特に、以下の4点が見どころです。
国立アイヌ民族博物館
基本展示室はことば・世界・くらし・歴史・しごと・交流、六つのテーマに分かれていて衣装・祭具など700点もの資料が展示されています。
一つ一つの資料をじっくり見たり、解説を読んだりすると、相当時間がかかりますが、それだけ見ごたえのある博物館であると言えます。
新型コロナ感染防止のため、利用が停止されていたり、人数制限があったりしますが、それでも十分に満足できると思います。
ポロト湖畔
アイヌ民族の家屋チセが4棟もあります。以前の「ポロトコタン」にもチセがありましたが、アイヌ文化を理解するうえでチセは欠かせないものであり、チセの中に入ると、きっと当時の暮らしぶりを全身で感じられることでしょう。
湖
丸木舟操船の実演が行われています。どのようなものなのか、詳細はまだわかりませんが、丸木舟は交易や漁に使われていたので、その様子も見られるのでしょうか?
体験交流ホール
アイヌ民族の歌や踊りを披露しています。
ウポポイは、修学旅行など学校教育でも大いに活用されるようですが、この体験交流ホールでは、子どもたちも歌や踊りを見たり、一緒に活動したりするのではないでしょうか。
アイヌ料理
「食」を通してアイヌ文化を気軽に体験できます。(アイヌ料理については、次をご覧ください)
ウポポイのアイヌ料理は?
ウポポイには食事場所として、レストランとフードコートがありますが、しっかりと食べるなら、レストランでしょうね。
レストランは
- 焚火ダイニング・カフェ「ハルランナ」
- ヒンナヒンナキッチン「炎」
の2か所になります。
ハルランナは、アイヌ文化に源流のある食材を利用していますが、現代の技術を用いて調理しています。
「美味しく、美しく、健康的な創作料理」という触れ込みですから、しっかしと腹ごしらえしつつ、アイヌ料理を堪能するなら、ハルランナでしょう。
炎は、アイヌ文化に由来した食材や、手法を取り入れて調理しています。
「手頃な価格、軽食から定番まで幅ひろく」ということですから、気軽に、アイヌ料理を堪能することができます。
アイヌ民族は、「命をいただく」という気持ちで自然界の物を上手に調理し食べていたと小学校の社会で習った記憶があります。
現代的に調理されているとはいえ、健康に配慮したメニューが並んでいるのではないでしょうか。
ウポポイのお土産は?
せっかくウポポイに来たのであれば、「お土産を」買いたいですよね。
ウポポイのエントランス棟にはショップ「ニエプイ」が、博物館内にはミュージアムショップがあります。
- アイヌ文様デザインのトートバック
- 「トゥレッポん」(PRキャラクター)のマスコットキーホルダーやメモ帳
などがありますが、特に今は、レジ袋有料化による削減の時代なのでトートバッグは喜ばれると思いますよ。
個人的な好みかもしれませんが、アイヌ文様っておしゃれですよね。デザイン的にも素敵なトートバッグが手に入りそうですよ。
また、月並みですが、ウポポイ限定のお菓子やアイヌの工芸品もおすすめです。
ウポポイの見どころ、アイヌ料理やお土産のまとめ
いよいよ一般客にも公開されるウポポイ。
新型コロナウイルスの件さえなければ、4月末にはオープンし、かなりのお客さんが入っていたのでしょうね。
しかし、遅れたとはいえ、7月12日(日)にオープンします。
国立アイヌ民族博物館でじっくりと展示品を見た後は、アイヌ料理を堪能し、お土産を買って帰る。
そんな週末を過ごすのもいいですね。
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