大阪大学微生物病研究所教授、塩田達雄さんのプロフィールや功績、新型コロナ迅速診断キット開発について調べてみました。
塩田達雄 プロフィールや功績
塩田達雄(しおた たつお) さん
生年月日:
出身:東京
学歴:
1982年 東京大学医学部卒 東京大学大学院医学系研究科進学
1990年博士号取得(医学博士)
1997年東京大学医科学研究所感染症研究部助教授
2000年~ 大阪大学微生物病研究所教授
塩田さんの生年月日は残念ながらわかりませんでした。
しかし、大学を卒業してから38年。また、40年ウイルスの研究をつづけているそうですので、60代ではないでしょうか。
功績:センダイウイルス遺伝子構造を世界で初めて明らかにした
所属学会:日本ウイルス学会、日本エイズ学会、日本感染症学会等
大阪大学微生物病研究所では、感染機構研究部門、ウイルス感染制御分野の研究をされています。
その研究内容は、次のように記されています。
ウイルスや細菌、寄生虫などの微生物には感染症の原因となる病原体がいます。
大阪大学微生物病研究所HPより
病原体が私たちの体内に侵入し、感染する仕組みは微生物によって異なります。
感染機構研究部門では、病原体が病態を発現する巧妙なメカニズムの解明を
めざして研究しています。
新型コロナウイルスの感染被害を受けている今、正に最先端の研究をされている印象ですね。
塩田達雄 新型コロナ『迅速診断キット』は?
塩田達雄さんは、新型コロナウイルスが蔓延する状況を受け止め、「自分にもできることが…」と思いました。
そこで、取り掛かったのが『迅速診断キット』の開発でした。
ベンチャー企業など数社に声をかけての開発着手、きっと、「今までの研究を生かして人々の役に立ちたい」という思いからだったのでしょうね。
この『迅速診断キット』は、今、新型コロナの検査に利用されているPCR検査よりも簡便でスピーディー、低コストなものを目指しているとのこと。
最初の頃は費用の問題、そして感染者が増えていく中で検査数の問題が明らかになったPCR検査。
迅速診断キットの開発で塩田さんが話されているように、「医療の現場を助けることになる」でしょう。
国から、完成を急ぐよう声がかかっているのも最もなことですね。
新型コロナウイルス増殖実験にも
塩田達雄さんは、新型コロナウイルス増殖実験に取り組んいます。
ウイルスを増やすことで、性質を知り、ワクチン開発や診断キットの検証などに役立てるのだそうです。
まるで山下智久さんが主役だったドラマ「インハンド」の世界ですね。
何重もの扉で守られた実験室の奥。未知のウイルスを相手に挑む
万が一にもウイルスが外に漏れたら大惨事。自分が感染しないようにしなければならない。それは大変なことでしょうね。
しかし、こうして研究して下さる方々の活躍なくして、ワクチンや特効薬の開発、治療法の確立はあり得ないのでしょう。本当にありがたいことです。
まとめ
塩田達雄さんは、5月10日の情熱大陸に登場します。
新型コロナ迅速診断キット開発の開発やウイルス増殖実験の様子を垣間見ることができそうです。
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