ハロン湾とは なぜ奇岩の島や鍾乳洞ができたの? いつ世界遺産に?

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 ベトナムにハロン湾がありますが、このハロン湾とは、どのような場所なのでしょうか。また、なぜ奇岩の島や鍾乳洞ができて、いつ世界遺産に登録されたのでしょうか。

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ハロン湾とは

ハロン湾とはベトナムにある8つの世界遺産のうちの一つです。

ハロン湾の

  • ハ=降りる
  • ロン=龍

を表しています。ハロン湾とは「龍が舞い降りる湾」なのです。

 なぜ、龍が舞い降りる湾なのか…それは、伝説に由来します。

 外敵の侵略に悩まされていたこの地に龍の親子が降り立った。そして、火を吹いて敵を破り、さらに吐き出した宝玉が奇岩となって海面に突き刺さったという伝説です。

ハロン湾になぜ奇岩の島や鍾乳洞ができたの?

 ハロン湾は、奇岩や鍾乳洞で有名です。

 特に奇岩は、その数1600~2000と言われています。

 形も大きさもそれぞれで、奇怪な形をした島。こんな奇岩島は、なぜできたのでしょうか?もちろん、「龍が火を噴いて・・・」は伝説です。

 実際には・・・生物の死骸が海底に積もると石灰の層ができます。この層が広がるとともに、長い年月をかけて隆起し土地を作りました。更には大地が削らていく中で、石灰岩の奇岩ができました。

 ハロン湾でも、この石灰の奇岩は、陸地にありました。ところがハロン湾周辺では、11~12万年前頃から大地が沈降し始めたのです。

 地面がすっかり海に沈んでしまったため、今のように、奇岩の島がひょっこりと水面に浮かび上がるかのように出来上がったのです。

 それが・・・あのように他では見られない、美しい風景になったのですから、自然の力ってすごいですよね。

 とても、人の力で人工的に作れるものではありません。自然に出来上がったからこそ神秘的なのです

 この奇岩の中で特に有名なのは、

  • 香炉岩
  • 闘鶏岩

の2つです。「香炉岩」はベトナム通貨の20万ドン札にも印刷されていますし、「闘鶏岩」は2羽の鶏が向き合って闘っているように見えることで有名です。

 また、中が鍾乳洞になっている奇岩が数多くあります。もともとの石灰岩が自然の浸食によって作られた鍾乳洞であり、名所となっています。

 「ティエンクン洞」や「スンソット洞」という鍾乳洞には、多くの観光客が訪れていますね。

ティエンクン洞

ハロン湾はいつ世界遺産に?

 ハロン湾は、1994年に自然遺産としてユネスコの世界遺産に登録されました。そして、2000年には登録範囲が拡大されました。

 現在、443㎢のエリアが世界遺産として指定されています。

まとめ

日中はエメラルドグリーン
日没頃は淡い色合い

 季節や時間帯によって様々な表情を見せてくれるとハロン湾。数々の奇岩や鍾乳洞の美しさは世界屈指の絶景と言われるだけありますよね。

 新型コロナの影響で、今は見に行くことなどできませんが、いつかは行ってみたいところです。

※ベストシーズンは気候の良い11月~3月とのこと。今年の11月は、どんな状況になっているのでしょうね…

 5月10日のTBS「世界遺産」で放送されますので、まずは、テレビの映像で堪能しましょう。

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