新型コロナウイルスへの対応として提案された新生活様式。その内容や、いつまで続けたらいいのかについて考えてみました。
現在、撮影が中断しているドラマは、新生活様式により、その内容が変わってくるのでしょうか。
新生活様式とは
非常事態宣言が5月31日まで延長されたことに伴い、
政府の専門家会議から「新生活様式」が提案されました。
以下の通りです。
- 人との間隔はできるだけ2m
- 遊びは屋内より屋外で
- 外出時は、症状がなくてもマスクを着用
- 会話は真正面を避ける
- 帰宅時は手や顔を洗う
- 流行している地域からの移動を控える
- 買い物は少人数で素早く
- 交通機関では会話は控えめにし、混雑時を避ける
- 食事は持ち帰りや出前などを利用し、大皿を避ける
- テレワークや時差通勤を行う
- 会議や名刺交換はオンラインで行う
- 対面での打ち合わせは換気をマスクと換気
「密閉・密集・密接」(「3つの密」)を避けること、こまめな手洗いや消毒、換気を心がけることは言うまでもありませんね。
新生活様式はいつまで続けるの?
上記の新生活様式は、いつまで続けたら良いのでしょうか?
新生活様式=基本的な感染対策
なので、非常事態宣言の解除に関わらず、続けるべきでしょうね。
少なくとも、予防接種をしたり、かかったら出勤・出席停止になり、点滴や投薬治療で、よほど重篤化したいない限り数日で治る、抗体ができて簡単に感染しない。つまり、インフルエンザのように、共存できている状態になるまでは、新生活様式を続けた方がよいのだと思います。
しかし…そうは言っても、そのレベルになるまでは時間がかかりそうです。
また、「新生活様式」とは言っても、「いつまでも続けていられない!」と感じるものもありますよね。
例えば…
食事は持ち帰りや出前などを利用し、大皿を避ける
→外食産業は厳しいでしょうし、外で飲食したい方々もいるでしょうね。宴会なども考えると、ずっと、持ち帰りや出前というわけにもいかないでしょう。
テレワークや時差通勤を行う
→今は感染防止が第一なので、テレワークや時差出勤で乗り切っていますが、ずっと続くと成り立たない仕事もあるでしょう。そもそも、テレワークや時差出勤が成立しない宿場もありますよね。
会議や名刺交換はオンラインで行う
→これも職種や環境によっては、なかなかできないでしょうね。オンライン名刺交換…あの人に連絡を取りたいけど連絡先は…という時に役立つのが名刺。しかし、オンライン名刺交換ならどうなるのでしょう…イメージできません…
感染防止のために、私たちの意識を変えていかなければならないのだと思います。それが、今回提案された「新生活様式」なのでしょう。
- 手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗うこと
- 並ぶときは間隔をあける
- マスク着用(状況に応じて)
このあたりは、感染の状況に関係なく続けていった方がいいのでしょうね。
新生活様式でドラマの内容も変わる?
新生活様式の提案によって、ドラマの内容(シーン)も変わってくるようです。
木村拓哉さん主演の「BG」も、撮影開始後は、
- 対面食事や会話シーンが消える
- エキストラが多く集まるシーンは厳禁
といった話題が出ています。シリアスなシーンでの会話、群衆の中でのアクション、家庭での何気ない日常、こういったことにまで新生活様式を意識しながらのドラマ作りとなると大変そうですね。
まとめ
新型コロナウイルスへの感染対策として出てきた新生活様式。
この様式を、いつまで続けるのか、ということでなく「新生活様式=常識」になることが求められているのかもしれません。
ドラマの内容も少しずつ変わっていくのか・・・
新生活様式が定着するにしても、状況に応じて元に戻るとしても、感染防止の意識は持ち続けることが大事なのでしょうね。
コメント