非常事態宣言が延長されることになりましたが、いつまでになるのでしょうか。
また、それに伴って、休校はどうなるのか、再延長はあるのかについて考えてみました。
非常事態宣言 延長はいつまで?
非常事態宣言の延長は、既に総理から発表されていました。問題は「いつまで」「どの地域で」でした。
正式な発表は4日の16時からですが、事前の報道では5月31日まで、引き続き全都道府県を対象に、ということになりそうです。
もともと5月末が有力視されていましたし、1日に行われた専門家会議では1か月の延長が必要とのことでした。
その結果から考えても、5月31日までというのは妥当なところでしょう。月末で区切りもいいですから。
また、地域を限定するか、全国にするかですが、地域を限定すると、
対象地域→解除された地域へ
と人が流れることが危惧されていました。やはり、人の流れを止めることを考えて全都道府県を対象にするようですね。
非常事態宣言延長で休校はどうなる?
非常事態宣言が5月31日までとなれば、休校も同じく5月31日までとするところが多いでしょう。既に5月31日までと決めているところもありますね。
北海道(札幌を含む)は5月10日までとされています。しかし、非常事態宣言を踏まえて再度検討となっていたので、おそらく5月31日まで延長されると思います。
しかし、今回は経済活動も、学校も感染の状況に応じて徐々に緩和する方針を示すようです。
学校は完全に再開を意図した通知が出ています。
特定警戒都道府県に指定されなかったところや、指定されても感染が抑えられている地域は緩和、再開に向かって行くでしょうね。
非常事態宣言 再延長はある?
当初の報道では、今回の非常事態宣言延長は、再延長(つまり6月以降)も視野に入れていると言われていました。
確かに再延長を危惧している方もいます。
しかし、再延長はないものと見ています。5月末になれば、
- ある程度、感染は抑えられる
- これ以上、延長して自粛を求めると経済がもたない
- 学校再開に向かっている
この3点が理由です。
まず感染ですが、この3週間の自粛で明らかに感染のスピードが落ちています。
北海道のように第2波と言われる状況もあり、東京は一進一退と言ってもいいでしょう。それでも、そのスピードは落ちています。自粛効果です。もう一息頑張ることで更に落ち着いていくでしょう。
また、これ以上、自粛を求めると経済が非常に苦しくなることは、色々な方々が指摘している通りです。だからこそ、今回は、状況に応じて緩和する方針を出すのでしょう。
学校に関しては、文科省が明らかに再開を狙って通知を出しています。
経済同様、これ以上休校を続けると、いよいよ保護者からのクレームが多くなるでしょう。また、再開に向けて動き出さないと、新学期9月制の声が更に高まり、文科省にとっては困るでしょう。
それを避けるためにも、学校再開が必要。しかし、感染防止も手を抜けないところから、
分散登校
を推奨しているのです。
このような理由から、再延長はないと見ています。
まとめ
非常事態宣言の延長は5月31日までで、全国を対象にすることや、それに伴い学校休校も延長されるでしょう。
しかし、これ以上、非常事態宣言や休校が再延長されることはないと思います。
いや、再延長にならないように、しっかり自粛できることはしていくことが大切でしょうね。
もちろん、私たちの自粛だけでなく、国の経済政策や支援なくして、この危機を乗り越えることはできないでしょうが・・・。
※2020.5.4追記
※2020.5.6追記
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