各種イベントが中止になる中、無観客試合か中止か、揺れに揺れている大相撲春場所。一体、どんな結論が出るのでしょうか?
大相撲春場所 中止 無観客試合
大相撲春場所については、3月1日に決めることになっています。2月29日に協会運営執行部で話し合っていますが、結論は出ず。
当初は、3択と言われていた大相撲春場所。
- 通常開催
- 中止
- 無観客試合
この3択です。しかし、今の状況(総理のイベント自粛要請や、感染の拡大)では、通常開催はあり得ず、相撲協会も断念。
そこで、3月1日も、無観客試合か中止かで話し合われています。
この2択ということは、いずれにしても、チケット代の返金が行われることになります。
無観客試合なら
プロ野球のオープン戦は無観客試合で行っています。
プロ野球の場合、開幕戦に向けての調整の意味もあるので、無観客でも行う意義があるのでしょうね。
大相撲はどうでしょう。まず、「調整」という意味合いはありませんね。
観客がない中、しかも、野球とは違って1対1の対戦…モチベーションを保つのが大変そうです。
また、集団感染のリスクは減りますが、力士、スタッフたちの感染の危険性はないとは言えません。
札幌の施設「きたえーる」では、清掃員が感染していたというニュースも流れています。清掃員と他の人々との接触はなかったそうですが、大相撲でもそういうことがないとは言えません。
「可能性」を考えたらキリがありませんが。
ちなみに、過去に無観客で行われたのは戦時中の1945年夏場所のみ。
この時は7日間開催だったそうです。今は、15日間なので、”無観客+日数”を減らすという形も考えられますね。
中止なら
大相撲が中止になるのは3度目。
- 1946年夏場所~戦争で被災した国技館の修復の遅れのため
- 2011年春場所~八百長問題の影響
そして、今回、中止になれば3度目。
中止なら、少なくとも力士やスタッフに感染する危険性はなくなります。
大相撲ファンの中には、テレビでしか見れない人々は多数います。中止になると、テレビ観戦を楽しみにしていた人々をがっかりさせることになるでしょうが、理解は得られると思います。
チケット代の払い戻しは?
前売りチケットは完売しているそうです。15日間分の返金は、約10億5000万円になることが予想されています。しかも、この返金作業って、かなりの日数と手間がかかるはずです。
無観客試合にしても中止にしても返金は確実なだけに、大変でしょうね。
まとめ
令和2年、大相撲春場所は無観客になるのか中止なのか…
東京マラソンは制限した中でも実施し、日本陸連の方々は、「沈滞ムードに元気与えられた」とコメントしていますが・・・。
※無観客開催に決定しました!
集団感染のリスク回避と、テレビ観戦する相撲ファンのことを考えてのことだそうです。妥当な線なのでしょうね。
力士が一人でも感染したら、その時点で中止するそうです。そうならないことを願うしかないですね。
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